わいず会員 京都で茶釜の名品じっくり鑑賞

2022年10月20日 | 誰でも

 わいず倶楽部は茶道具の釜を知ってもらおうと、大西清右衛門美術館(京都市中京区)で10月16日、会員向けイベント「釜に親しむ」を開きました。千家十職(せんけじっしょく)の釜師で同館長の十六代大西清右衛門さんが歴史や釜のデザインなどを解説。参加者は、多様な形状や精緻(せいち)な文様などそれぞれの名品が持つ美しさに見入っていました。

写真=大西清右衛門さん(左から3人目)の解説を聞く会員ら

 釜は、茶道具の中でもとりわけ形状やデザインが自由で多様性に富み、依頼主の趣向が反映されているものも多くあります。茶会を催すことを「懸釜(かけがま)」「在釜(ざいふ)」と呼ぶほど、要の道具として扱われています。

 大西家は1620年頃から三条釜座の座人となり、徳川将軍家の鋳物師として、また古田織部や小堀遠州ら大名茶人の釜師として活躍。千利休の子孫である表千家、裏千家、武者小路千家の家元に伝わる「型」を継承する10の職家(しょっか)・千家十職の釜師を務めています。

写真=床に飾られた、秋の草花と掛け軸。


写真=当日は、慶入作の黒楽茶碗でお茶をいただきました。

 大西さんは大西家に伝わる釜や展示品を見ながら、釜の特徴や作り方などをわかりやすく説明。伝統を受け継ぎつつ、さらに新しい造形への挑戦を続けていると強調しました。

 和歌山県橋本市から参加した山口美穂さんは「裏千家の茶道を習い始めて2年と初心者ですが、歴代につながる当代の釜をじっくり見ることができ、宝物に出会えた気分です。お話もたくさんうかがうことができ、本当にすばらしい体験でした」と喜んでいました。

写真=目の前に置かれた名品を手に、釜について説明する大西清右衛門さん(手前右)

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