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晴れ舞台 ドキドキ演奏――けいおん♪発表会
2020年03月02日 | 誰でも
わいず倶楽部の会員が軽音楽の演奏を披露する「わいず倶楽部文化祭 けいおん♪発表会」が2月20日、大阪市北区のライブハウス「梅田トラッド」で開かれた。
発表会は音楽を「聴く」よりも「聴衆がいるステージで演奏したい、歌いたい」という会員の要望に応えようと企画した。当日は7組がステージに立ち、出演者の友人ら63人が演奏を聴いた。
大阪府東大阪市の原田和春さんは、複音ハーモニカで村田英雄さんの「無法松の一生」や二葉百合子さんの「岸壁の母」などの昭和歌謡や、「夕焼け小焼け」などの童謡を演奏した。
当日が72歳の誕生日だった原田さんは「発表会の日が誕生日だと知ってすぐに応募した。こんな誕生日は初めてで、記念になりました」と喜んでいた。
「BAND濱畑」は兵庫県加古川市の夫婦バンド。濱畑尚志さん(58)と憲子さん(58)が、ギターの弾き語りで、井上陽水の「東へ西へ」などを披露した。
2人そろってステージに上がったのは、この日が初めてだった。子供の頃からギターに親しんでいた尚志さんに勧められ、1年半ほど前からギターを始めた憲子さんは「緊張と恥ずかしさでなかなか客席が見られなかった。でも楽しかったし、こんな機会があれば、また出たい」と話していた。
写真=わいず会員が演奏を披露した「けいおん♪発表会」