高低差の距離補正はショットの弾道を考慮して――大東プロのゴルフ指南

2021年06月21日 | 誰でも

Q.GPS式距離計を購入し、クラブ選択に活用していますが、コースにはアップダウンがあり、打つ距離が合いません。打ち上げ、あるいは打ち下ろし時の高低差による距離補正の計算方法をご教示いただきたい。(70歳代男性)

大東プロの回答
 日本のゴルフコースの大半は山間部にあり、ショットする時に高低差がある場合が多いです。打ち上げと打ち下ろしでは、キャリーだけでなくランの飛距離が変わってきます。

 また、打ち下ろしでは、ボールの滞空時間が長く、風の影響を大きく受けます。パー3の打ち下ろしのホールで、フォロー(追い風)とアゲンスト(向かい風)で選択するクラブが大きく変わるのは、通常以上に風の影響を受けるからです。

 有名なぺブルビーチ・ゴルフリンクスの7番(109ヤード、パー3)は、打ち下ろしで海風の影響を計算しなければなりません。強烈なアゲンストの場合、プロでも170~190ヤードを想定してミドルアイアンを手にするのです。

 最近は、ピンまでの距離と高低差が出る測定器が普及しています。それをどのように自分自身のプレーに活用すればよいのでしょうか?

 例えば、グリーン面がショットする所よりも10ヤード打ち上げ(あるいは打ち下ろし)の場合、そのまま距離にプラス(あるいはマイナス)するゴルファーが少なくありません。しかし、自分が打とうとするショットで同じ高低差でも大きく違ってくるのです。高弾道の場合は高低差の影響が少なく、逆に低弾道では大きくなります。

 力の弱いシニアや女性の皆さんは、弾道が低くキャリーで攻めきれないので、打ち上げホールではショートするケースが多いのです。自分のプレースタイルを分析し、10ヤードの打ち上げでも15~20ヤードプラスする場合もあることを想定すればよいでしょう。10ヤードの打ち下ろしでは、高いショットを打てる場合はランが少なくなるのでマイナス5ヤードほどで、低い弾道だとマイナス10ヤードなどと考えてクラブを選択してください。

 高低差の影響が如実に出るのがパットです。10メートルのパットで、3度程度の高低差があれば、上りと下りでは、3倍以上の距離の違いとなるのです。

 良いショットを打っても、距離が合わなければスコアに結び付かないので、クラブ選択も含めての距離補正のテクニックが重要となります。

(日本プロゴルフ協会 A級ティーチングプロ 大東将啓)

マナー&ルール 練習場編

▽黙打ち
▽備えつけのボールの持ち出し・コースボールの使用の禁止
▽子どもへの安全配慮
▽長いクラブを使用する際の注意
▽周囲に不快感を与えない服装で
<詳しくはfacebookの動画で>

写真=「打ち下ろしでは風の影響も考慮して、低い弾道を心がけましょう」と話す大東プロ(大阪府枚方市で)

⇒これまでの「大東プロのゴルフ指南」はこちらから

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