<農家レストランへ行こう>①「みかん畑」(和歌山県田辺市) 木造旧校舎を眺め スローフード楽しむ 

2022年09月19日 | 農家レストランへ行こう

 

「みかん畑」(和歌山県田辺市) 木造旧校舎を眺め スローフード楽しむ 

 採れたて野菜の天ぷらや手作りこんにゃく、おからドーナツ――。カウンター上に素朴な家庭料理が30種類以上も並ぶ「みかん畑」。ビュッフェスタイルの店内では、熟年グループや家族連れが、思い思いに大皿から取り分け、テーブルいっぱいに広げては、「しゃきしゃきしてる」「懐かしい味」とにっこり。

 「みかん畑」は、紀伊山地山麓の自然や景観をいかした、都市と農村の交流施設「秋津野ガルテン」内にあります。見渡す山々にはミカン畑が広がり、特産のかんきつ類を使ったメニューも評判です。

(「みかん畑」の楽しい動画は、こちら


 レストランの窓からは、今年2月に国登録有形文化財となった築約70年の木造校舎が見えます。

 上秋津小学校の移転に伴い、旧校舎の活用策を話し合ううち、地域の女性が中心になって、地元の農産物を生かした料理を出す「スローフードレストラン」の計画が動き出しました。

 住民489人が計約4200万円を出資して、旧校舎を宿泊施設やミカン加工体験室などに改装。併設のレストランとして2008年にオープンしたのが「みかん畑」です。


 開放感たっぷりの中庭テーブル席で、緑の木々や旧校舎を眺めながらのランチもおすすめ。

 旧校舎の中に入ると、小学校だった頃の雰囲気がそのまま残っています。

 団体のお客さんは、予約をすれば教室内で食事が出来ます。懐かしい給食の気分が味わえそうですね。

 施設の運営会社の木村則夫社長(66)によると、田辺市では、1990年代後半からミカンの価格が暴落する中で、地域のミカン農家らがお金を出し合って直売所を開設。加工場も建てて、出荷に適さない果実からジュースやジャムを作って売り上げアップを図ってきたそうです。

 こうした地域住民らの取り組みがベースとなって、「みかん畑」は生まれました。

 木村社長は「郷愁を誘う景観の中での食事は格別です。田舎のおばあちゃんちに来たような素朴な料理と豊かな自然を楽しんでほしいですね」と話しています。

(「みかん畑」の楽しい動画は、こちら

 <アクセス>
 JR紀伊田辺駅から車で北へ10分。ランチビュッフェ1100円(税込み)。問い合わせは秋津野ガルテン(0739・35・1199)。

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