ポールでウォーキングの運動効果を高める――「フレイルに負けない」⑧

2022年10月24日 | フレイルに負けない

 フレイル予防には運動が大切です。ノルディック・ポールを使ったウォーキングを実践されている方もおられるでしょう。ポールを使うことで効率よく運動強度を高められますし、歩くことに少し不安を感じる方も安心してウォーキングできると思います。

 今回は、ポールの適切な長さと、長さによる運動負荷の違いを説明します。

 適度な長さは次の計算で算出できます。

身長(センチ・メートル)×0.65=適度な長さ(センチ・メートル)

 例えば、身長170センチ・メートルの人だと「170×0.65=110.5」で、約110センチ・メートルとなります。

 計算が面倒な方は、次の方法で調節すると簡単です。ポールのグリップを握った状態で、拳をおへその高さに合わせます。中指がおへその位置にある状態で、ポールの先端が地面に届いていれば適切な長さです。肘が直角の状態よりわずかに下がったイメージです。

 一方、ポールが長くなるほど、運動負荷が強まる特徴があります。長くすると腕の振りや歩幅が大きくなりますので、運動量が増えるわけです。運動負荷を強くしたい方は、「身長×0.67」の長さに調節することをお薦めします。

 逆に、歩いてみて少しきつく感じた場合、ポールを短くするとよく、「身長×0.63」の長さをお薦めします。

 ポールを使う場合は、ぜひ長さを意識して歩いていただきたいと思います。

(関西福祉科学大・重森健太教授)

写真=「最適な運動負荷で歩くため、ポールの長さを意識しましょう」と話す重森教授

Q.ポールの長さが左右で異なると、どんな問題が起きるでしょう?
→解答はユーチューブの動画
で(次回にも掲載します)

「フレイルに負けない」⑦のQの答えは靴の「締め付け具合」と「通気性」でした。

⇒これまでの「フレイルに負けない」はこちらから

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