活動報告
冬場のゴルフで気をつけるべきこと――大東プロのゴルフ指南
Q.冬場のゴルフで気をつけなければならないことを教えてください。(50歳代男性)
大東プロの回答
寒い時期には、日本特有の高麗芝は枯れて茶色の状態になります。緑色に茂った夏の芝生と違い、フェアウェイではボールが芝生の上に浮いた状態ではなくなります。ボールと地面との間が狭くなりますので、より正確なインパクトが要求されます。クリーンにヒットすることを心がけましょう。
その点、冬場のラフは、夏に比べて抵抗が少ない上に、ボールが芝生に乗った状態になり、打ちやすくなります。芝生の薄い所からのショットより簡単な場合があるので、ティーショットのねらい目を考えてコースマネジメントされることをお勧めします。
また、早朝や気温が低い時は、芝生が凍っている場合があります。凍ったグリーンはボールが止まりにくいので、手前から転がすことを考えてください。
気温が低いと体の柔軟性が低下し、服を着こむため体が回りにくくなります。スイングも小さく、速くなりがちです。大きめのクラブを選択して、ゆったりとしたスイングリズムを心がけましょう。スタート前のストレッチに加え、ラウンド中の素振りも多めに取り入れましょう。下半身をドッシリとし、上半身の脱力を意識してください。
寒い中では体が縮こまりがちですが、ゆったりとした気持ちで、余裕をもってプレーしてください。
(日本プロゴルフ協会 A級ティーチングプロ 大東将啓)
<詳しくはユーチューブの動画で>
写真=「冬は体が縮こまりがち。ストレッチと、ラウンド中の素振りを多めに」と話す大東プロ
⇒これまでの「大東プロのゴルフ指南」はこちらから
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