復興したばかりの薬師寺食堂を2日間で172人が特別拝観 大谷執事の法話も

2017年06月26日 | イベント報告

 奈良市の薬師寺で5月に復興したばかりの「食堂(じきどう)」で6月11、12日、わいず会員限定の特別拝観があった。7月の一般公開に先立ち、参加者172人が本尊の仏画と14面の壁画が並ぶ食堂内を見学した。

 食堂(東西41メートル、南北16メートル、高さ14メートル)は、「白鳳伽藍(がらん)」の復興に取り組んでいる薬師寺が2015年から工事を進め、今年5月26~28日に落慶法要が営まれた。7月1日から11月30日まで一般公開され、法話の場所などに利用される。

 特別拝観は、わいず倶楽部創設10周年記念事業として実施。大谷徹奘(てつじょう)執事が「まほろば会館」で法話し、「般若心経の冒頭にある『観自在』は、自分の在りようを観(み)ろと言っている。人は、自分の夢に自分の命を使うことが大事」と説いた。

 その後、参加者は大谷執事の案内で、玄奘三蔵院伽藍などを巡り、僧侶の食事や修行の場だった食堂に入った。薄暗い堂内には、日本画家・田渕俊夫さんが描いた本尊「阿弥陀(あみだ)三尊浄土図」(6メートル四方)を中心に、全長約50メートルにわたる14面の壁画「仏教伝来の道と薬師寺」が浮かび上がり、参加者を魅了した。

 最後に写経道場へ入り、心穏やかに墨をすり、写経した。

 岡山市南区の石川恵美子さん(69)は「毎日があわただしく過ぎるなか、執事の面白いお話を聞き、食堂を拝観できて、意義ある時間を過ごさせていただいた」と喜んでいた。

写真=(左から)食堂の阿弥陀三尊浄土図の前で、大谷執事(中央)の話を聞くわいず会員たち(奈良市の薬師寺で)、大谷執事(前列右から三人目)と記念写真に納まるわいず会員たち(奈良市の薬師寺で)

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