活動報告
神戸港クルーズを94人が楽しむ
2017年08月21日 | イベント報告
大人の社会見学「特別クルーズ~開港150年の神戸港を巡る」が8月9日にあり、わいず倶楽部の会員ら94人が楽しんだ。同倶楽部創設10周年記念事業の一つで、1000人近くの応募があった。
会員らは午後1時前に神戸市中央区の神戸港中突堤中央ターミナルから観光遊覧船「ファンタジー号」に乗船。神戸港のコンテナ取扱量が阪神大震災前の水準にほぼ戻る要因になったポートアイランドの神戸国際コンテナターミナルなど、通常の遊覧コースとは違ったルートを約1時間かけて巡った。
船内では、NHKの紀行番組「ブラタモリ」に出演した神戸港振興協会参事の森田潔さんが、港湾施設や、停泊中のコンテナ船などを解説。「神戸港は日本一のバナナ輸入港。日本人はサルよりたくさんバナナを食べます」とユーモアたっぷりに説明すると、会員らは笑顔を見せていた。
降船後も森田さんの案内で、今年4月に改装されたメリケンパーク内の神戸港震災メモリアルパークなど震災の爪痕を見て回り、神戸海洋博物館も訪れた。
神戸港近くの船会社に勤めていた兵庫県西宮市の谷田みや子さんは、孫の小学5年福島千咲さん(10)に昔話をしながら海からの風景を懐かしんだといい、千咲さんは「夏休みの出来事をつづる新聞に書きたい」と話していた。
写真=遊覧船「ファンタジー」内で、神戸港の施設を会員らに説明する森田潔さん(中央)