活動報告
クリーン隊 2015年1月17日
2015年01月17日 | クリーン隊
「すみよっさん」新年清らか
住吉大社(大阪市住吉区)を清掃する第43回わいずクリーン活動が17日行われ、202人が参加した。
7年連続で開かれている新年の恒例行事。開始式で阪神大震災の犠牲者に黙とうした後、参加者は6班に分かれ、ごみを拾ったり、参道の落ち葉を掃き寄せたりし、奈良の鹿に食べてもらうドングリも集めた。終了後は神職から、大社でも撮影が行われたNHKの連続ドラマ「マッサン」の裏話などを聞いた。
大阪府東大阪市、花川政俊さん(62)は「初めて参加しましたが、みなさん積極的で、仲良く掃除をすることができました。今年も健康で奉仕活動に参加できるようお参りして帰ります」と話し、兵庫県西宮市、前田美子さん(61)は「去年、春日大社のクリーン活動で見た鹿がかわいいと思ったので、ドングリを集められて楽しかった」と笑顔を見せていた。
住吉大社で参加者が集めたドングリは145kgで、クリーン隊のメンバー4人が19日、奈良市の一般財団法人「奈良の鹿愛護会」に寄贈した。同会はけがをした鹿など約300頭を奈良公園の「鹿苑」で保護しており、ドングリは冬場の餌となる。
写真=(左から)住吉大社の反橋近くを掃除する参加者たち、奈良の鹿愛護会に寄贈したドングリを計量するクリーン隊のメンバーら