お座敷遊びで大盛り上がり 初めての祇園体験を23人が満喫

2018年10月29日 | イベント報告

 京都・祇園の魅力を楽しむ大人の社会見学「初めての祇園体験」が13日、京都市東山区の料亭「祇園丸山」で行われ、わいず会員23人が、歴史ある花街の粋を堪能した。

 講師として、祖母、母から受け継いだお茶屋「京屋」の女将(おかみ)で、創業45年のバー「ぎをん てる子」を切り盛りするてる子さんを招いた。てる子さんは、戦後から1960年代の祇園の様子、自身のお座敷の思い出、最近の舞妓(まいこ)気質などを語り、指揮者・小沢征爾さんら著名人との交流なども披露。「先輩から受け継いだ街の良さ、しきたりを伝えていくことが、私たちの使命」と述べた。

 この後、京懐石の昼食を楽しんだ。「祇園丸山」の主人・丸山嘉桜さんが、ひと品ごとに素材や味わい方を分かりやすく説明。座敷にある軸や書、皿についても解説してくれた。

 食事の後半には、てる子さんの「孫妹」にあたる芸妓(げいこ)の照豊さんと舞妓さん2人が到着し、一人一人の席を回った。つややかな紫の着物姿の照豊さんは「猩々(しょうじょう)」を舞い、舞妓さん2人も定番の「祇園小唄」を披露すると、大きな拍手が上がった。

 お座敷遊び体験では、ジャンケンに似た「とらとら」を教わった。びょうぶ越しに踊りながら「トラ」「おばあさん」「(やりを持つ)和藤内(わとうない)」のジェスチャーをする。唄の最後に「とらとーら、とーらとら」と3回言って、決めたポーズで同時に身を乗り出して勝負する。

 舞妓さん2人による実演の後、参加者が挑戦。四つんばいになったトラのしぐさなどに歓声が上がり、座敷全体で盛り上がった。

 和歌山県広川町から参加した林史郎さんは「学生時代を京都で過ごしたが、今まで知らなかった世界をじかに聞けて楽しかった。皆さんのお話は生き方の参考にもなった」と話した。

 今回は定員の5倍の申し込みがあり、参加枠を増やしたほか、別の日にも追加で開催した。

写真=お座敷遊び「とらとら」を楽しむわいず会員たち

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