手話サポート隊 2014年9月27日

2014年09月27日 | 手話サポート隊

「誰もが楽しく」お手伝い
 シニア世代を応援するわいず倶楽部の活動は、「だれもが参加できる」が基本。その考えを支える柱の一つが「手話サポート隊」だ。2008年の発足以来、「わいずウォーク」や「クリーン活動」などの企画に同行し、聴覚に障害のある人たちを手助けしている。メンバー17人の経験は様々だが、「多くの人とのふれあいを楽しみたい」と活動の幅が広がっている。

 9月27日に奈良県橿原市で開かれたわいずウォークで、耳が聞こえない参加者の中川英彦さん(74)(大阪府東大阪市)に寄り添う太田婦美江さん(68)(兵庫県尼崎市)は、久米寺で説明が始まると、「聖徳太子の弟、来目皇子(くめのみこ)の創建とされる」などと説明の要点を大きな字で書いた「解説板」を掲げた。

 手話通訳だけでなく、隊員はウォークの下見に同行して見所を把握し、説明用の原稿を抜粋した「解説板」も用意している。太田さんは「隊員の役割は固定せず、臨機応変に対応しています。自分が楽しめないと、人を楽しませることも出来ません」と話す。

 発足時からのメンバーのひとり、田中弘子さん(67)(大阪府摂津市)は「隊の活動で多くの友だちができて楽しい」と6年余りを振り返り、「新しい仲間も増えたので、これからも続けていきたい」と期待する。

 活動を広く知ってもらうため、ウォークやクリーン活動の開始式では、開催地にちなんだ手話を参加者に覚えてもらう「ワンポイントレッスン」を行っている。

 4月に奈良市で行ったクリーン活動で「春日大社」を披露した原田ヒサヨさん(67)(尼崎市)は「大勢の人の前に立ったのは初めてで、緊張して頭が真っ白になりました」と思い出す。昨年6月に隊に加わり、「先輩方に教えてもらいながらお役に立ちたい」と願う。

 サポート隊は絵画教室や俳句を楽しむ会などでも通訳を務めるが、隊長の久保博巳さん(63)(大阪市東住吉区)は「今後は障害のある方と直接ふれあう活動も考えたい」と話している。

写真=(左から)久米寺で、中川さん(左端)に解説板を見せて説明する太田さん、クリーン活動の開始式で、手話のワンポイントレッスンを行う原田さん(右)

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