東大寺ボランティア 2013年3月19日

2016年03月19日 | 東大寺ボランティア

竹灯籠ともし終幕 お水取りボランティア
 今年で6回目となったわいず倶楽部の「東大寺お水取りボランティア」が3月12日に終了した。2月初旬、籠松明用の真竹の掘り出しに始まり、竹の伐採と竹灯籠作り、籠松明当日の帰路に竹灯籠をともす「ともしびの道」まで、延べ262人が参加。会員は伝統行事とのかかわりを意気に感じながら、交流を深めた。

 奉納竹の掘り出しは2月9日、滋賀県長浜市高月町の雨森地区で行われ、会員40人が、地元の雨森竹の会の人たちとともに、雪の中から10本の真竹を抜き出した。翌10日にはトラックで東大寺に運び、全員で担いで奉納。3月12日の本番には、1本が採用された。

 大阪府島本町で2月23日に行われた550個の竹灯籠作りでは、会員85人が竹の伐採から加工、灯籠を支える台紙作りを手がけた。

 灯籠に使うのは直径13~15センチの均一な太さのモウソウ竹で、参加者は島本竹工房のメンバーから指導を受け、長さ60センチにして、先を40度の角度で切りそろえた。

 同府高槻市、谷口勝美さん(63)は2年前、東日本大震災翌日に行った竹灯籠の光景に感動し、「今度は自分が作りたいと思った。被災地への追悼の思いを込めた」と話した。

 東大寺二月堂の修二会(お水取り)で3月12日は、普段の松明より大きな籠松明が登場。この日、会員137人は10班に分かれ、穴を開けた段ボールの台紙を参道沿いに敷き、竹灯籠を差し込んで「ともしびの道」を設けた。籠松明の上堂に合わせて、ろうそくに点火。内側には「祈平和」「家内安全」などと、それぞれの思いが記されており、会員の大阪市平野区、福岡敏さん(73)は「私も妻も病気がちなので、『健康第一』と書いた」と笑顔を見せた。

 東日本大震災の被災地に思いをはせたメッセージも多く、昨年に続いて「絆」「東北復興」といった文字が並んだ。参拝帰りの東京都練馬区の主婦中山洋子さん(66)は「この思いが、被災地の皆さんに届くようにと願った」と、ゆらめく炎を見つめていた。

写真=メッセージを書き込んだ竹灯籠を手にする会員(12日、奈良市の東大寺で)=今村真樹撮影

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