明日香で都を形成した斉明天皇の生涯を学ぶ 奈良大・上野教授の特別講演会

2019年11月25日 | イベント報告

 国文学者で万葉文化を研究する奈良大の上野誠教授の特別講演会「歴史を実感する旅」が13日、奈良県明日香村の中央公民館で行われ、わいず会員158人が熱心に耳を傾けた。同県立万葉文化館(明日香村)を見学し、奈良国立博物館(奈良市)で催された第71回正倉院展(閉幕)も鑑賞するバスツアーの一コマで、わいず倶楽部と読売旅行が共同企画した。

 講演会ではまず、聴講後に会員が向かう正倉院展の見どころから説明。聖武天皇ゆかりの履物「衲御礼履(のうのごらいり)」(長さ31.5センチ)を見た学生が「聖武天皇は大男だった?」と上野教授に質問してきたエピソードで笑いを誘いつつ、「新天皇が即位された年に古代の宝物を見られるのは幸せ」と話した。

 この後、上野教授は、即位を2度行うという数奇な運命をたどった斉明天皇を取り上げ、崩御されるまでの生涯を日本書紀などを引用しながら解説。令和の出展となった万葉集の一節も交え、「古代を実感するとともに、天皇の系譜に思いをはせてほしい」と語った。

写真=斉明天皇について詳しく説明する上野教授(奈良県明日香村で)

PR

  • 大阪読売サービス
  • 休暇村
  • すくすく新聞
  • 大阪よみうり文化センター
  • 記念日の新聞