J.Jプロジェクト 2013年4月9日

2013年04月09日 | J.Jプロジェクト

J.J-StandardⅢ

 わいず倶楽部が制作に関わり、懐かしい漫画の主題歌をジャズにアレンジしたCD「J.J―Standard3夕暮れの我が家~漫画とともに~」(JJS3、定価2700円で発売中)。演奏するアロージャズオーケストラ(AJO)のライブでは、収録曲中最も古い「赤胴鈴之助」が人気を集めている。親しみやすいリズムはジャズの編曲でも健在だ。「赤胴」とともに好評なのがCDジャケットのイラスト。AJOの演奏風景を漫画タッチに描き、「中身にぴったり」「誰が描いたの」と問い合わせも多く寄せられている。

人気の的は「赤胴鈴之助だ!」
 京都府民ホールアルティ(京都市上京区)で3月に開かれたAJOの第99回定期演奏会で、司会者が「『何者だ! 名を名乗れ』といいますから『赤胴鈴之助だ!』と大きな声でお願いします」と語りかけた。客席全体がその名を呼ぶ。フルートのイントロに続き、おなじみのメロディーはリズム感あふれるデキシーランドジャズになっていた。

 曲の終わり。フルートの音に合わせて、歌が聞こえてきた。多くのシニア世代が「がんばれ 強いぞ ぼくらの仲間 赤胴鈴之助」と口ずさんでいた。

 大ホールでのJJS3収録曲初披露となった2月の大阪公演でも「赤胴」はうけた。ゲストの由紀さおりさんが少年少女合唱団で歌ったというエピソードも語り、聴衆は引き込まれた。

 作詞した時代小説家の大栗丹後さん(85)(作詞者名は藤島信人、横浜市在住)は「いまだに60歳代以上がカラオケで歌ってくれる。曲の出だしの良さ、歌詞のわかりやすさが支持された」と言い、「編曲がよく出来ている。このCDをきっかけに若い人にも聴いてもらいたい」と喜んだ。

作曲者・金子三雄さんの孫、志賀禎さん(46)はCDを聴いて「この感覚は新鮮。祖父の楽曲を知る人も、新たな感動を味わってほしい」と話している。

5月10日に大阪・梅田のビルボードライブ大阪で開かれるAJOの発売記念ライブに、わいず会員は1人7400円の公演料を5000円で優待する。2回公演でわいずの入場開始は午後4時と同7時。会員証持参で同伴は3人まで可。各回先着50人。申し込みはAJO(06・6438・0208)へ。ステージ後、公演料と飲食代を精算する。※公演は終了しました

ほのぼのジャケット画も好評
 ひと目で聴きたくなるようなイラストと、懐かしい楽曲が結びついた。

 今回、表紙を手がけたのは関西を中心に活躍する漫画家兼イラストレーターの福岡達朗さん(43)。表紙は、昭和30年代のダンスホールでAJOが演奏する様子をイメージした。裏には、当時の夕食の団欒を、ほのぼのとしたタッチで描いた。

 日頃は若者向けの4コマ漫画やファッション雑誌のイラストなどを担当。自分より年上の世代のレトロ感を求められた今回の仕事は挑戦だったという。当時の資料を集めながら作画。「ダンスホールも、ちゃぶ台も僕自身にリアリティーがなかった。知らない世界だから、逆に面白かった」

 CDジャケットをメーンで担当したのは初めてで、「夢の一つがかなった」と喜ぶ。「ジャズと古い漫画の歌がうまく化学反応を起こしている。僕を含め、日頃ジャズを聴かない人にも楽しめる」と話している。

写真=(左から)演奏するアロージャズオーケストラ(2月の大阪公演で)、レトロな雰囲気が人気のジャケット画、イラストを描いた福岡さん

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